こんにちは。
komamaです。
毎年、年末になると口取りというお菓子が売られており、意味もわからず買っていました。
口取りってなんだろう?と疑問に思い調べてみました。
*口取り自体何?と思っていらっしゃる方も居るかと思いましたので、下記にに画像を載せました。他にも個数が違ったり内容が違う色んな種類が売っています。
『口取りって何?』
口取りとは、北海道地方を中心に、おせち料理の縁起物に似せたお正月に食べるお菓子です。
鯛・えび・かまぼこ・絵馬等の縁起物をかたどって、基本的には白あんを使った練りきりや羊かんで等で作られています。
お正月に食べる習慣があるのは、北海道と青森の一部だけになるそうです。
お正月前に神棚にお供えしておき、食べる前に下ろす『お供え物』でもあります。
『口取りに込められた意味とは?』
口取りのお菓子には色んな形があり、それぞれに込められた意味があります。
1.鯛~目が出ている鯛なので目出鯛(めでたい)と呼びます。縁起の良い紅白の色合いで、お祝いに欠かせない縁起物です。
2.エビ~曲がった腰・長いひげという姿が長寿の相を持つ老人に似ている為。威勢がよく、力強さと生命力の強さを表しています。
3.さくらんぼ~一対になっていることから、夫婦仲良く暮らせるようにという願いが込められています。
4.栗きんとん~栗きんとんのきんとんは漢字で金団と書き、財宝という意味があります。今年も豊かな生活を送れますようにという願いが込められています。
5.竹~冬でも青々と次々に新芽を生み出すことから子孫繁栄の象徴があります。
6.笹~生命力。商売繁盛の意味が込められています。
今回調べてみて、口取りのお菓子の形にもいろんな意味が込められていることがわかりました。
更にお正月に食べる口取りは全国であると思っていましたので、北海道・青森地方の一部だけなのにはビックリしました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆さんもよいお年をお過ごしください。